三井住友信託銀行のシティカード買収は粛々と進んでいるらしく、ホームページも和な感じの三井住友信託銀行色に変わりつつあります。
ただ、カードのラインナップなどを見ると以前と同様の表現も多いので完全リニューアルって感じではまだまだないですね。新しいキャンペーンなどもまだなので、シティのお給料をもらっていた人を入れ替えてからってことですかね。。
三井住友信託銀行ではシティの給与水準とは違ってくるから、しばらくは人の入れ替えをしているでしょうからね。
そんな中ホームページを確認すると4つのカードが全面に出ていることに気が付きます。
昔のCitiプラチナカード、Citiゴールドカード、デルタプラチナ、デルタゴールドカードですね。
三井住友信託銀行が何を契約してほしいのかよくわかりますね。
買収前でも三井住友信託銀行は三井住友トラストVISAカードを発行しており、三井住友VISAカードと似たラインナップを保有していました。
三井住友トラストVISAカード公式ページ
地方銀行と同様にどちらかと言うと信託銀行のお客さん向けのカードと言った意味合いが強く、カード事業単体ではあまりパッとしない感じでした。
そこで手に入れた日本のシティバンクの富裕層向け個人契約とシティカード事業なわけです。
つまり極論するとダイナースクラブカードも含めて富裕層向けのクレジットカードラインナップだけ欲しかったわけです。
なので年会費3000円の旧ゴールドエリートカードなどは、「その他のカード」から探し出さないと見れなくなっていました。。
新規契約は全面に出さないようにして数年でフェードアウトしていく感じになるでしょうね。
現在は2社ある三井住友トラストクラブ(旧シティカードジャパン)と三井住友トラストカードもそのうち統合して共通したサービスを提供していくと予想しています。
富裕層向けのカードサービスが拡充されていくのはいいことなのでこれからも注目していきたいと思います!
ひとつ疑問なのですが、今回シティバンク・リテール部門を買収したのは三井住友銀行であり、三井住友信託銀行とは別会社と思うのですが、いかがでしょうか?