クレジットカード
日本のクレジットカード取扱額は2010年で34兆円です。この金額だけ見ると大きいように感じますが全体の取引の12%としかありません。残り88%が現金払い。
 
アメリカでは24%がクレジットカード、30%がデビットカードでの支払いです。現金は46%だけ。
これを見るとやはり 日本のクレジットカード利用率が低いのが顕著にわかります。

カードの利用率が上がると、 カード会社の利益が増加しユーザへの還元がより多くできるようになります。
つまり、より高いベネフィットや高い還元率のカードの登場する可能性があるということになります。 

一方販売店の利益率は減少し販売価格に転嫁されてしまうデメリットもあります。 

では何故日本ではクレジットカードの利用率が低いのでしょうか。 

やはり日本では1回払いと言えでも未だにクレジットカード払い=借金と考えており、借金を必要以上に嫌う国民性にあると考えています。

一方SUICAやEdyなどのプリペイドカードは高い普及率を見せています。
2013年3月末のSUICA発行数は3880万人と東日本のみで利用するカードとしては

私が考えるクレジットカードの普及率向上の一手は「好きな時にオンライン、オフラインともに前払いできるクレジットカード」の普及ではないかと思うのです。 
借金が嫌いな人には今までと違い前払いしてクレジットカードを使ってもらう。じゃあデビットカードでもいいじゃないかと思いがちですが、デビットカードもあまり普及していませんよね。銀行口座にある金額を確認しながら利用するんじゃなくて、やはり日本人は前払いしてある安心感が重要なのでは無いかと考えています。

どこかプリペイド併用式クレジットカードを出してくれませんかね。結構みんな使うと思うんですけどね!